シルバーデザイナー・井上彩名の独り言




装身具というよりは、刺青(タトゥ)を入れるように…
シルバーで身体の一部をカスタムしたかった
そして今、身に付けるモノより使える道具に興味があって
葉巻を、より楽しむ為のシガーホルダーを
銀で個別特注で製作しています



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色々と試作しています
<試作その1>
プレミア用のシガーホルダーの試作をあれこれと試してみてます。
銀になってるのも一本あるので、色々とシガーを吸ってみたり、吸ってもらったりしてますが、
驚きの発見も色々とあり(まだ詳しくは話せないけどね)
やっぱりドライシガーよりも、奥の深いモノなのだなぁ〜とシミジミと実感している次第です。
ああ…ホントにまだ、抽象的にしか言えないのだけど、
シガーの持つ歴史や、そのシガーのお里や生い立ちが、
道具を通じて語り掛けてくる、そんな気がしてなりません。
それに、やっぱり元々、貴族のお遊びの為の道具だったのだなぁ〜と実感しました。
とにかく、道具がシガーを選んでいるよーにしか思えないのです。
そして、銀のホルダーに美しくハマるシガーってのもあるみたいで…
シガーもホルダーを選んでいるというか…
正直、プレミアは、一本で全部吸えるモノにしない方がいいんじゃないか??って
思い始めているんですよ。(いや、物理的には、出来たんですけどね)
とにかく、「こりゃ、私の仲間達にも色々と試してもらわんとなぁ〜」っていう道具みたいです。

<試作その2>
なんとパイプのタンパーも試作開始してます。
まだ銀にさえなってないというか…原型さえ完成してないのですけどね・・・(^^ゞ
「銀のイカしたタンパーあるといいなぁ〜」との声で、試作開始したのですが、
私…実はパイプは挫折組でして…(^_^;)
葉巻に対するよーな愛が足りないのか…??
皆さんが、どんな銀のタンパーを夢想してらっしゃるのか、イマイチ分からん…
って感じなのです。(^_^;)
しか〜しっ!!
パイプ愛好者の皆様には、ご自分の欲しいタンパーってこんな感じっ!!と、
私に吹き込むチャンスでもある訳です。(笑)
「こんなデザインのタンパがあったらなぁ〜」とか
「この長さで、この細さで、この模様」とか
「こんなフォルムのタンパーがいい」とか
とりあえず、私が作る(作れる)作品かどーかは別にして、
アイディア出してみたら、もしかしたらご自分好みの一品が生まれるかも??なのです。

とにかく、ビリガーエクスポートの特注のご依頼の作品を製作しつつ、
試作もしている今日この頃。近況報告でした。
とっくに明けちゃいましたね…(^^ゞ
もう、「明けましておめでとうございます」は、聞き飽きちゃいましたよね…(^^ゞ

しばらくブログも更新してませんでしたが、
なんだか、昨年の暮れは色々とバタバタしちゃってまして…
実は、私には三年前に大往生の15歳で他界した愛猫がいたのですが、
その猫の闘病記を、今、月刊コミック誌で連載してまして、
その原作の執筆作業に追われているのですが、
とにかく、年末まではペースがつかめなくてヘロヘロで、
他の文章を書く気力が残ってなかったのです。('〜`;)
スミマセン…m(__)m

原作の執筆中は、だいたいビリガーを吸っていて、
私のホルダーは、使い込まれたいぶし感が出てきたので、
中だけ時々洗ってヤニをリセットして、外は磨かずに使ってみてた。
鎖骨にはいぶしが掛からないように仕上げていたので、
それが成功しているか、チェックしてみたかったのだけど、
結果は見事に鎖骨にはいぶし掛かってないでしょ。(⌒^⌒)b
このいぶしは、ウィノールのついた鹿革で磨いたら、すぐにリセットできちゃう。
彩名ホルダー

さてさて、年末は、初のプレミアム用のシガーホルダーの製作を開始してました。
第一号のホルダーは、もうすぐ完成すると思いますので、楽しみにしていてくださいね。

その前に、物凄く細密なレリーフの特注ビリガーホルダーを、
HPにUPしたので、よかったら観に行ってやってください。
Y氏ホルダー

FROM AYANA INOUE
シガーホルダー特注は、聞いたもん勝ちっ!!(^O^)
さてさて、フルオーダーに関しても、
なんとなくは、HPをご覧頂いて分かると思うのですが、
実際に、どうやってオーダーしたらいいんだろう…と、お困りではないですか?

一番イイのは、
とりあえず、メールでなんでも聞いてみるっ!! 
これにつきますっ!!(⌒^⌒)b
ご相談は、無料なのですから、これを利用しない手はありません。
「抽象的なんですけど、毎日使うモノなので飽きのこない感じでぇ〜」とか
「A’sの和柄好きです。和柄でなんかレリーフしたいです」とか、
「ドクロヘッドのような立体的なヘッドを付けたいなぁ」とか
こんな感じのメールから、オーダーはスタートします。

メールを出す前に、ユーザーの方に考えて頂きたい、基本的な情報としては
ご自分にあった煙管の長さ
デザイン(ご自分のパーソナリティやスピリッツも含め)
使用条件(紙巻きでは使わないとか、決まったシガリロがあるとか)
オプション(石を入れるとか、シガリロを取るピックを付けるとか)

こんな感じの事だと思います。
これを考えている時間が楽しいのではないかと思いますよ。(⌒^⌒)b

特注オーダーは、私とユーザーさんとのコラボです。
何度かメールをやり取りしていく中で、、
だんだんとデザインが固まっていくものなのですね。
お互いに「これでいきましょうっ!!」となれば、製作に入る事が出来ます。

実際の製作例をお話しすると…

<Big Wave シガー&シガレット ホルダーのケース>

千鳥町のシガーの吸えるイタリアンバール、チルコロのマスター野田氏の場合。

=スタートは=
彼のお店で、私が使っていたラッパ型の装着口の薔薇のホルダーと、
HP未発表(近日発表)のドクロのホルダーに、
鎖でシガーを取り出す薔薇の花のピックを付けたモノを見て、
「僕も作って欲しいんですけど…」と、声をかけられて…
で…実際どんなモノが欲しいの??って話になりました。

=デザインのやり取り=
「僕、サーフィンやってるんですよ。だから波とかだとイイかなぁ〜と」
「そっかぁ〜波ねぇ〜…どんな波??」と聞いたら、
奥の厨房からサーフィンの雑誌持ってきて、
「こんな感じの波。チューブになってて最後に波が砕けてる感じの」
フムフム…
「で…ネーサンが使ってるみたいなピックを後々はカスタムしたいかも」
「じゃ、チューブの部分にピックが入るようにしてみようかな」
「ああ、いいですねぇ〜それ」
「じゃあ隠し輪カン作っておこうかな」
「いいですねぇ〜」
こんな感じで、だいたいのイメージを聞かせてもらったのです。
こーゆー具体的な案を頂くと、私としてもイメージが湧いてくるので、
デザインが決まりやすかったりもします。

=野田氏の最終オーダーの内容=
ラッパ状の6cmの基本のシガーホルダー
チューブの波のレリーフ(後でピックの入る穴と鎖止めの輪カン)
細かなデザインは私におまかせ
後々、カスタムでピックを付けられる輪カン(デザインに一体化)
装着口は、紙巻は別に入らなくてもOK(シガリロのホルダーに使用)

との事で、
ラフのデザインを描いて、オーダー確認してから、製作に入らせて頂きました。

=作業工程=
ワックス原型を製作→レリーフの波の砕けるイメージにもっと近づけようと微調整。
野田氏からの最終KOKを頂いた後に、ワックス原型→鋳込み→無事に鋳物へ。
ちなみに…万が一ここでワックス原型→鋳込みに失敗したら…
一から作り直しです…(ーー;)
これは、鞴(ふいご)の神様の仕業と言うか…極々まれに起こる事なのですが、
これはもう…誰のせいとは言えません。高温の世界の出来事なので…(T_T)
鋳物や陶器などは、これは避けられないアクシデントなのです。
今回は無事に成功したので、仕上げ→完成でした。
この期間、約一ヶ月ぐらいでした。

立体的な波02

↑実はこの波に輪カンが隠れているのです。(⌒^⌒)b
 この穴に、後々ピックが入る予定

立体的な波01


どうでしょう。少しは参考になりましたでしょうか?
とにかく、オーダーの場合は、
聞いたもん勝ちっ!! 
こんな感じです。(⌒^⌒)b


A's From AYANA INOUE
シガーホルダーの販売開始ですっ!!
やっと、オーダーをお受けする準備が整いました。
カートもオープンですっ!!

型を取って量産するタイプの作品ではないので、
ほとんど、在庫を持たない、受注発注作品ともなると、
皆さんからのオーダーを、どうやってお受けするか…って事に、
ずいぶんと悩んでました。(^^ゞ
(色々とご意見をくれたシガー仲間の皆さんサンキュー)

出来うる限り、皆さんのご要望にお応え出来るように、
プランを組んだつもりなので、
皆さんに楽しんで、ご自分にあった一本をオーダーして頂けたらと、
思っています。(^O^)

そうそうっ!!
カートオープンを記念して、
オープンキャンペーンを実施しています。
各1作品の限定個数ですが、何点かの作品が、
10%OFFになってますっ!!(^o^) 


カートの商品も、ほとんどが受注後に製作開始ですので、
シガーの装着口に微調整など(紙巻には使わないとか)に、
リクエストがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。

A's FROM AYANA INOUE
職人と上手に付き合う事が…
一点モノのシガーシガレット ホルダーを作るようになって、感じる事なんだけど、
昔の大人達に比べて、最近の大人達は、
職人との付き合い方が、あまり上手ではないような気がする…
「量産しないの?」
「えっ?三週間もかかるの?在庫ってないの?」
こんな質問をされてしまうことがあるのだけど…
うーむ…自分だけの一品って、求められてないのかなぁ〜と、
少しだけ寂しく思うんだ。

世の中には、”大人の一品”とか、”上質な〜”とか”自分だけの〜”
なんて、言葉が踊る、高級志向なモノ達が出てくる雑誌が多く発刊されているのに、
実際は、特注とか一点モノを作るって事に、
悲しいかな、あまり興味やリアリティがないのかなぁって思うんだよね。

まぁ、昔の大人達は、吊るしのスーツなんかなかった訳だから、
スーツはもちろん、ワイシャツだって仕立て職人に仕立ててもらっていた訳で、
職人との付き合いには慣れていたんだろうね。
お互いのコミュニケーションとか、信頼関係がウマく出来ていたんだと思うんだ。
自分だけのアイティムを作る喜び。
それは、”大人になった”って事に他ならなくて、子供はそんな大人達に憧れてた…
そういう文化が廃れてしまうのは、寂しいなぁ〜とは思うんだ。

それでも、中には、今でも職人と上手に付き合う事が出来る人達も、いるんだよね。
自分が一生使うモノの自分のこだわりを職人に伝える。
職人は、それに応える。コツコツと1つの作品に取り組む。
時間は掛かるけど、豊かで楽しい時間。

職人が作った一点の作品に出会うんだっていい。
心を込めた一点に、心惹かれる人が現れる事は、
ホントに職人冥利に尽きるってもんだ。

昔…有名な煙管職人さんには、誰かの紹介が必要だったと聞く。
そして、ユーザーさんは、自分で必要な量の銀を自分で購入して、
職人さんの所まで、自分で持って行ったのだそーだ。
貴重な銀を、職人に託す事で、信頼関係が生まれ、
職人には、それを預かる責任が生まれる。

私も、そんな信頼にたる職人でありたいな…と思うよ。

次回は、職人を上手に使って、自分だけの一品が出来ていく過程を、
書いてみたいと思っているよ。